VDT症候群について。


VDT症候群

●VDT症候群とは

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VDTとは「Visual Display Terminals」の略で、表示画面を持った情報端末のことを指します。
パソコンのモニターやワープロ、テレビ、携帯端末などです。

VDT症候群とは、これらパソコンのモニターなどVDTを用いた長時間の作業をすることで、目の疲れや肩こり、腰痛、手首が痛くなったりなどの症状が起きることをいいます。
別名、テクノストレス眼症、とも呼ばれます。

VDT作業は、どうしても長時間、同じ姿勢で座ってモニター画面を見つめ、キーボードやマウスを操作することが必要とされます。
その結果として、眼や上半身の疲労を招きます。
画面に集中することで、瞬きの回数は、普段の4分の1程度まで減るとされます。
そのため、目が乾き、目の疲れが起こります。

同じ姿勢でずっと作業をしますので、首や肩、腰などの痛みを引き起こすことにもなります。

また、画面に集中し操作をしながらも、情報処理や判断を要求されるため、気づかないうちに精神的な疲労も招いています。

●VDT症候群の症状とは

VDT症候群によって起こる症状は、自覚症状によるものが多く、検査では現れにくいのが特徴とされます。
また、年齢や性別、体調などによっても症状の現れ方に違いがあります。

主な症状としては、以下のようなものがあります。

1.視覚系症状

ドライアイ、と呼ばれる症状が表れます。
目が乾いたり、充血したり、痛みを感じたり、涙が出たりします。
また、目の疲れ、視力低下、目のかすみ、長時間の作業により眼精疲労なども起こります。

2.骨格筋系症状

肩こり、首・肩・腕の痛みやだるさ、手指のしびれ、腰痛などが起こります。

3.精神神経系症状

精神神経系症状としては、イライラしたり、不安感が襲ってきたり、抑うつ症状、睡眠障害、無気力など。

●VDT症候群の予防

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現在、パソコンを抜きにした事務作業というのは考えられません。
そういう意味では、パソコンを使って仕事をする全ての人がVDT症候群が起こる可能性がないとは言い切れません。

では、VDT症候群を予防するにはどうしたらよいのでしょうか。

VDT症候群を予防するには、適度な休息や、適切な姿勢、そしてディスプレイとの適切な距離が大切になってきます。

1時間に1度、5分〜10分ほどの休息をとり、ストレッチなどをして身体をほぐし、リラックスさせます。
遠くの景色などをみたり、目を休ませましょう。

猫背や腰が曲がった姿勢をとっていると、負担がかかり肩こりや腰痛、目の疲れにつながります。
良い姿勢で作業をすることが大切です。

画面と目の距離は40cm〜50cmほどあけましょう。
近すぎると、眼精疲労などを引き起こしやすくなります。
画面を少し下に設置することで、視線が下に向き、目の乾燥を防ぐ効果があるようです。

角膜炎、ドライアイや緑内障などの方は、VDT作業が症状を悪化させる恐れがあるので十分注意する必要があります。

●VDT症候群の治療

VDT症候群の治療には、点眼薬による治療、目の緊張を和らげる治療が行われるようです。
適度な運動も、身体をほぐしますので効果があると考えられます。

眼科で治療を行ってくれますので、症状を感じたら眼科医へ相談されると良いでしょう。